2024年6月5日にChromeOS上でWindowsアプリを動作させられるサードパーティの仮想化技術VADを、Googleが買収したことが明らかになった。
▮ 仮想化技術『Virtual App Delivery(VAD)』とは
今回Googleに買収されたCameyoが持つ「Virtual App Delivery(VAD)」は、ChromeOS上でWindowsアプリを動かすための仮想化技術。
アプリケーションをクラウド経由で仮想化し、任意のデバイスからアクセスできるようにする仮想アプリケーション配信プラットフォームです。リモートデスクトップや仮想デスクトップ、DaaSなどの代替として利用できます。
ソフトウェア仮想化を手がけるCameyoは、Googleとの提携のもとVADを発表しており、ChromeOSデバイス上でWindowsアプリを実行できるようにするサービスを提供しています。
▮ 仮想化技術VADデモ
Chrome OS demo – Cameyo:
▮ 関連情報
● Google acquires Cameyo for virtual Windows apps on ChromeOS(9to5Google)
● Cameyo(Chrome Enterprise)
● ChromebookでWindowsアプリを使用可能に「ChromeOS VAD with Cameyo」- ZDNET